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調律師の店

電話でのご予約・お問い合わせは

052-485-8101

〒450-0005 名古屋市中村区西日置1-9-21

自己紹介 hellow everyone!


1 経歴
 



さて、前のページで、いちおう名乗りはいたしましたが、

わたしが
どんな人間か謎 のままでは、お話もしづらいですから、

( ここまでお読みになってて、そう思われませんでしたか? ‥‥
ソーユーオマエハダレナンダ? って )。


店内イメージはじめまして!
の皆さまへ向けて、

まずは自己紹介からさせてください。




わたしは、金子 欣久 ( かねこ よしひさ ) と申します。


ピアノ技術者
として、40年ほど仕事をしています。


新潟県長岡市 ( 豪雪とコシヒカリと大花火が有名です ) の出身で、

工業大学を中退して、この道に入りました。



2つのピアノ
工場で研修生をつとめ、

調律師となってからは、個人事務所・楽器会社で勤務し、

のちに円満退職、
自宅で開業しました。



海外研修を受けながら、技術の勉強を続け、

店内イメージ店舗をかまえ、その後
法人化して、

現在は、小さな
音楽ホール ( 右の写真ですが、

現在はコロナ禍で
閉鎖中です ) 併設の店で、

ピアノの販売・修理・調律
をしています。


2 仕事



さて、ピアノは
高額商品ですし、

定期調律など
アフターフォローも必要な品ですから、

誰だって、

あやしいところからは、絶対買いたくない!」ですよね。



( 大きな買物で初めてのときは、わたし自身そう思いますし、
当たり前に用心します )。


それで、わたしのこれまでのキャリアについてお話しいたしましょう。

( この写真は、オーバーホールのため、ピアノの  
フレームを持ち上げているところです。天井に、 
約200sの重量がかかっています。 しっかり  
構造計算してくれた工務店さん、ありがとう!) 



技術力の証明
としては、以下の資格をもっています。


● 一級ピアノ調律技能士 ( 厚生労働大臣認可 )

● スタインウェイ会正会員

● ベヒシュタイン会正会員 公式コンサートチューナー

● ドイツ ザウター社・プレイエル社・ザイラー社ほか、海外大手メーカーの

  認定ピアノ技術者( すでに廃業・組織改編したメーカーを含みます )

● カワイ楽器 MPS
Master Piano Sales & Services / シゲル・カワイ取扱認定資格 )

● コルグ消音ユニット や グランフィール( タッチ調整システムです )など、

  ピアノ周辺機器の取付認定技術者です。




得意分野
は、

● 特殊なピアノの
オーバーホール分解修理 )や

● 稀少な機種の
修復 ( 古いピアノを甦らせます ) で、

● それらの
鑑定 ( 真贋などを見分けます ) や

 査定 ( 中古品の値付けをします ) もしています




具体的
には、

 (例 : オーバーホール / 修復 )
 
料理イメージ●【
ベーゼンドルファー インペリアル

 「
ピアノの皇帝 」と呼ばれるスーパーサイズの楽器で

  医大の音楽ホールに納品しました 。


●【
C・ベヒシュタイン フルコンサート E

 19世紀製作のフルコンサートピアノで、

 ( 同じ機種が、倉敷 大原美術館に収蔵されています )

 ピアニスト宅に納品しました。




販売面
では、

経営している会社( 株式会社ヨーロッパ輸入ピアノ専門店バロック )は、

海外有名メーカー ( C・ベヒシュタイン社ほか ) の
正規代理店をしています。




うーん‥‥、こうまとめると、

なんか、すごく頑張った ( で、資格などを集めた ) みたいですが、

ほんとは、
ただピアノが好きで、

夢中になって、「 技術 」を追いかけていただけです。



また、のんき者 ( とよく言われます ) なので、

も、昔 独立したてで、カバン一つで

お客さま方をまわっていた頃、

調律が終わった後に、


「 そろそろピアノを買い替えたいんだけど、

 調律師
さんなら、良いピアノを

 (
当然 知ってますよねー? ) ‥‥」という、いわば、

引くに引けない
なりゆき 」で‥‥。



はじめは、ご依頼を受けるつど、


東京や関西
のショールームまでご案内していたのですが、

ご紹介や口コミでどんどん回数が増えていったので、往復が大変になりました。



ならいっそ、地元
名古屋にも 技術者常駐 の店があったら、

便利 ( で、わたしも楽 ) かな?、と。

( でも、開業資金集めの新聞配達とかは、ぜんぜん楽じゃなかったです )。




‥‥だから、結局、思えば
ずーっと( いつのまにか、40年!)、

同じこと
をしてるんですねえ。

( ラクになったかは、やっぱり、わかりませんけれども )。




  
ピアノ技術者として、何かお役に立てますか? と。



おかげ様で、ちいさな店ですが、数年前には

ドイツ老舗メーカーの日本販売高1位となりました。




次々ご購入いただくピアノのアフターケアに、

北海道から九州まで飛び廻っている毎日で‥‥、


いつもながら、皆さまからの厚いご支持、

本当にありがとうございます!!


3 個人



 
 その・ね・ず・み・は ( ‥‥返して )

家族は、妻と母、息子が2人で、

うち1人は後継者としてドイツで修行中です。



趣味は、
PC、電気工作、ハム ( =アマチュア無線、レトロですね )、バイク( いちおう限定解除です )、車、ギター ( クラシック専門です )、釣り、焚火などです。



キジトラの いたずら猫を飼っています。
カギしっぽです。


4  商品・サービス



【 バロックの取扱い商品 】


食材イメージ● 
ヨーロッパ輸入ピアノ

  厳選素材を用いて、本場の伝統工法で丁寧に造られた

  ハイクオリティな楽器です。


● 日本製ピアノ

  こだわりの少数生産で、高品質な手造りの楽器です。


● 国産中古ピアノ

  お買替えの下取りなどで来た
ピアノを調整しました。

  
大切に使われていた品が多いので、状態が良くて、お値打ちです。


● 
鍵盤古楽器

チェンバロやハープシコードなどです。





なお、
すべて、わたし自身が技術者の目と耳と指で確かめて、

納得したものだけ
を置いています。

品質については、どうぞご安心ください。





【 技術サービス 】


● 
輸入・国産 を問わず、

● 
全メーカー/機種 について、

● 
調律・整音・整調・修理・オーバーホール など


ピアノについての作業全般を承っております。



5  調律師の仕事 ‥‥ ゴールはスタート



さて、
調律師にとって、「 ピアノの販売 」という仕事は、

「 良い品を、正確にお届けして、終了 」

というものではありません。



といいますか、それは当たり前で、

かつ仕事の
前半に過ぎません。



実際には、そこからが
調律師として本領発揮の、

重要で大切な
後半が始まります。



さて、
ピアノは、もともと、

 「
調律 ( 音を揃えます )」

 「
整音 ( 音色や発音のバランスを整えます )」

 「
整調 ( 弾きやすくします )」

などの作業によって、
大きく変化する楽器です。


( とくに、
伝統工法によって丁寧に手造りされた、本格的な楽器ほど、そうです )。



わたしは、これまでに、

数えきれないほどのピアノに接してきましたが、

店内イメージ
そうしたピアノには、やはり一台ずつ、

 まるで
生きもののような「 個性 」があるなぁ

と感じます。



( それで、「 初見 」から「 再会 」まで

ずいぶん間があいたとしても、

外観がかなり変わっていたとしても、

 「 あぁ、あの時の‥‥ 」と、懐かしかったりします )。




なお、
そうしたピアノの場合は、

 新品をお買い上げなら、

 「 すべてを自分の好みに合わせて、じっくりと
育ててゆく愉しみ 」が、


 中古をお買い上げなら、

  「
円熟した味わいが、今すぐ手に入る満足 」が、

演奏する喜びそのものに加えて、もれなく付いてきますから、

‥‥嬉しいですよ。



さて、それぞれの作業においては、

機種選びの前に、

お客さまの
お好きな音色や響き、タッチについて、よくおうかがいしていますから、

わたしは、
それらを実現していきます。



‥‥時間をかけ、周囲になじませながら、

  まるで庭師のように、


世界に一台しかない、あなただけの夢のピアノ


を 造り上げてゆく。




そこまでが、わたしの仕事 には含まれています。



ですから、「 ご納品 」は、

セールス専門の方々
には、

お客さまと喜びを共にできる、達成感に充ちたゴールだと思いますが、


販売もする調律師
にとっては、

緊張する、ある意味、
新しいスタートです。


6 時の証明



食材イメージピアノは、ご存知のように、

「 調律 」という
定期メンテナンスが必要なので、

ひとたびご購入いただいたお客様からは、

長いお付き合い
を頂くことになります。



なんと、最近は、


お嬢さま
の 「 お嫁入りのお仕度 」や、

お孫さま
の「 レッスン始め 」

のためのご相談も増えてきました!



いやー、時間は、いろいろなものを証明しますね。



若い頃に、
本物だけを売りたい!」と思い、

三代百年 弾けるピアノ 」にこだわって始めたやり方は、

間違っていなかったと思います。




ご家庭に置かれた、三代にわたって愛され続けている、

落ち着いた雰囲気の 1台のピアノ。


食材イメージ
そのどっしりした風格は、


年を追うごとに
増していきます。



楽器としての味わいをますます深めつつ、

非常に
優秀な実力をもって、そこに居る‥‥。



そんなピアノを囲んで、

お客さま方の笑顔
は輝いていますから。



安定の象徴のような、揺るぎない、本物の一台




良いものは、やっぱり良い
です。



7 バロックという店



自分なら、どんな店で買いたいか? 」が、


バロックの
店づくりの原点です。



たとえば、しつこい勧誘や せっつく対応は、

【 いらないもの 】
で、

的確なアドヴァイスや 質問への正確な回答は、

【 ほしいもの 】


押しが強すぎる営業マンなんか、 いちばん最初にいらないかな。



とにかく、迷ったり、わからなくなったら、ここへ戻ります。




 
‥‥ できる限り、お客さまの目線で



それでも、お客さまの立場からしたら、

いろいろなお気持ちがあると思います。


店内イメージ

「 しばらく、一人で弾きたい( ぼんやり考えたい )」

ときなど、ご遠慮なくおっしゃってくださいね。




大丈夫ですよ。

そうおっしゃる方はたくさんいらっしゃいます。



お急ぎになられることなんか、全然ありません。




店は工房併設なので、

わたしは、そこら辺で、ピアノを直していますから。




そして、ご質問があったら、

その時は、
どんなに小さなことでもご遠慮なくお訊きください。


そのために、わたしがおります。



なお、店名については、バロック音楽が好きなので、つけました。



弦の古楽器です ピアノのご先祖様です